きみの声を探して アフター・ラブ (2015):映画短評
きみの声を探して アフター・ラブ (2015)初恋の過大評価にもの申したい
夫婦仲が破綻していたと思っていた夫ソンジュンが妻ウノンの遺した「初恋の人に思いを打ち明ける」という音声日記を聞き、心ざわめくつかみはいいとしよう。でもウノンの妹がなぜか中国人なのをはじめとする設定や展開に不自然かつ「偶然にもほどがあるだろ!」と突っ込みたい点が多すぎ。またウノンが初恋にこだわっているのがこのラブストーリーのポイントだけど、初恋相手と結ばれるってそんなにロマンティック? 自分が何者かもわかってない年代の少女の判断力なんてたかが知れてるし、相手が素敵に成長するとも限らないし。初恋って過大評価されてるよな〜。でも、そう思わない人はきっと胸がギュッと締めつけられるはず。
この短評にはネタバレを含んでいます