全員、片想い/MY NICKNAME is BUTATCHI (2016):映画短評
全員、片想い/MY NICKNAME is BUTATCHI (2016)とにかく、伊藤沙莉がスゴいんです。
どこかホラー演出入った伊藤秀裕監督の2作など、フレッシュな若手キャストの魅力で、そこそこ見れる携帯サイトの投稿+オリジナルのオムニバス8作。唐突な展開やオチの弱さが難だが、それらを差し引いても、飯塚健監督作が出色の出来。同じ飯塚監督のドラマ「REPLAY & DESTROY」の延長線上といえるJKキャラを演じた伊藤沙莉がスゴい。「その「おこだわり」、私にもくれよ!!」で注目の彼女だが、自転車通学中のツッコミや休み時間のカード麻雀など、ありえんシチュエーションをモノにし、『超能力研究部の3人』で秋元真夏にカラんだヤンキー以来、スクリーンでインパクトを残す。彼女を観るだけでも一見の価値アリ。
この短評にはネタバレを含んでいます