ADVERTISEMENT

暗殺 (2015):映画短評

暗殺 (2015)

2016年7月16日公開 139分

暗殺
(C) 2015 SHOWBOX AND CAPER FILM ALL RIGHTS RESERVED.
くれい響

オールスター韓流エンタメの極み

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

日本統治下の京城潜入を命じられた、男女3人の特殊部隊。そこに二重スパイと賞金稼ぎが入り乱れる、いかにも『10人の泥棒たち』のチェ・ドンフン監督作。花嫁衣裳にガーターベルト、メガネ姿と、前作に続きチョン・ジヒョンの魅力が炸裂するなか、やはりオ・ダルスがおいしいところ取り。『ジャッカルの日』から『灰とダイアモンド』まで、思わずニンマリの名作オマージュに加え、三越百貨店の襲撃シーンには香港ノワールの匂いがプンプン。『ドラゴン怒りの鉄拳』からおなじみの日本人描写もあり、反日映画と捉えられがちだが、ご都合主義な展開からファンタジーになっていることもあり、『イングロリアス・バスターズ』のノリに近い。

この短評にはネタバレを含んでいます
ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT