トリガール! (2017):映画短評
トリガール! (2017)記録…それはいつも儚いっ!
「鈴木先生」の蘇美から6年、ついに土屋太鳳の代表作が登場! 食傷気味な胸キュン要素は、ほぼ皆無。自身と同じ、ガチすぎる体育会系女子を演じるなか、間宮祥太朗相手に、どギツいのセリフを吐いたかと思えば、自身の体型という禁断ネタ(?)を突っ込まれるなど、コメディエンヌとしての才能が爆発。明らかに狂った飛行中の2人の掛け合いに、呆れるほどの轟二郎&「びっくり日本新記録」ネタなど、笑いに徹した英勉監督作としてもベスト。モブ感強すぎるメガネだらけのサークルのなか、先輩役を飄々と演じる高杉真宙もいいアクセントになっている。ただ、出オチで終わらないコロチキ・ナダルの扱いに、時の流れの速さを感じ、★マイナス。
この短評にはネタバレを含んでいます