ロスト・レジェンド 失われた棺の謎 (2015):映画短評
ロスト・レジェンド 失われた棺の謎 (2015)日本軍のゾンビが襲い来る中国版インディ・ジョーンズ
怪しげな新興宗教団体に古墳発掘を依頼されたお宝ハンター3人組が、古代中国の地下宮殿で様々なトラップや怪異現象に見舞われつつ、死者を蘇らせる神秘の石に秘められた謎に迫る。言うなれば、中国版インディ・ジョーンズだ。
ハリウッドのVFXチームが手掛けた特殊効果はスケール感抜群だし、壮麗な美術セットやスピーディなアクションも迫力満点。ポップコーン・ムービーとしては十分な出来栄えだ。
ただ、いかんせん尺が長い!愛する女性を失った過去のトラウマ、文化大革命や日本の侵略などの歴史的な政治要素など、ドラマ的な厚みを増すべく様々なネタを詰め込み過ぎた結果、冗長になってしまったという印象は否めない。
この短評にはネタバレを含んでいます