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ゴーストロード (2017):映画短評

ゴーストロード (2017)

2017年9月30日公開 80分

ゴーストロード
(C) 2017 Mike Rogers / Robot55 LLC.
森 直人

ヴィンテージ・モデルに宿ったゴーストは何度も永遠にやってくる

森 直人 評価: ★★★★★ ★★★★★

冒頭一発で漂ってくる80’sインディーズ映画の匂い。例えばアレックス・コックス、レニングラード・カウボーイズといった面々が、国境を軽々超えて交錯していた時代のストリート・ムーヴィー感覚が甦る。ノリはオフビートな脱力系。The NeatbeatsのMr.Panは関西弁のジョー・ストラマーのようだ。

呪われたヴィンテージ・アンプとの契約、というクロスロード伝説を彷彿させる基本のコードを、シュール&チープに演奏する。簡素にしてストレンジな味。また楽曲などR&R道へのアクセスを多数設置しており、そこを辿っていけばかなりの情報量に出会える。カセットテープやヴァイナルを愛する若い子にも届いてほしいなあ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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