メッセージマン (2018):映画短評
メッセージマン (2018)人体破壊てんこ盛りのオージー版ジョン・ウィック
これはなかなかの拾い物である。オーストラリアの新人監督とテレビスターが、インドネシアで作ったウルトラハードなバイオレンス・アクション。ジャカルタ近郊の漁村に身を隠す引退した元殺し屋が、心を通わせた現地人の母子を守るため、海賊一味や犯罪組織に壮絶な戦いを挑む。ストーリー自体はぶっちゃけ平凡だが、ダイナミックで切れ味の良いカメラワークや、人体破壊てんこ盛りのスプラッターな暴力描写は見応えあり。なにより、主人公メッセージマンのジョン・ウィックも顔負けな無敵っぷりと、悪党どもも恐怖でドン引きする超残忍な殺しっぷりが痛快。B級アクション好きは必見だ。
この短評にはネタバレを含んでいます