BOY (2019):映画短評
BOY (2019)想像以上の掘り出し物
短編を多く手掛け、受賞歴も多い薮下雷太監督の待望の長編デビュー作品。
荒さや粗さが評価されるがゆえに主客転倒して、荒っぽくて良いんだというような危険な思考に陥らず、80分間の映画にみっちりと濃密な物語を詰め込められています。
過去と真実の在り方はその人次第というところをユーモアも交えつつ絶妙に描き出します。
想像の斜め上を行く作品です
この短評にはネタバレを含んでいます
短編を多く手掛け、受賞歴も多い薮下雷太監督の待望の長編デビュー作品。
荒さや粗さが評価されるがゆえに主客転倒して、荒っぽくて良いんだというような危険な思考に陥らず、80分間の映画にみっちりと濃密な物語を詰め込められています。
過去と真実の在り方はその人次第というところをユーモアも交えつつ絶妙に描き出します。
想像の斜め上を行く作品です