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アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい (2017):映画短評

アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい (2017)

2020年6月13日公開 55分

アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい
(C) Les Films du Sillage - ARTE France - Ina 2017
くれい響

ゴダールのミューズだけじゃない!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

シャネルが芸名を付け、父の姿を見たゴダールのミューズやゲンズブールとのコラボ『アンナ』だけじゃない、伝説の女優の波乱人生をサクッとおさらい。ヴィスコンティら、巨匠との仕事やNYで撮った監督デビュー作(日本未公開)、オリーブ少女との思い出も語る来日コンサートなど、持ち前の愛されキャラで、『女と男のいる舗道』の原題通り“自分の人生を生きた”姿は、『アンナ』同様のTV映画ながら見応えアリ。彼女の小説家としての才能を開花させ、後に最期を看取ることになるデニス・ベリー監督自らがナレーションも担当。明らかにラブレターといえるが、彼の前妻がジーン・セバーグという事実は衝撃すぎるだろ!

この短評にはネタバレを含んでいます
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