ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。 (2019):映画短評
ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。 (2019)シャオ・ジャンなど豪華キャストが注目の武侠ファンタジー
テレビシリーズ化もされた中国の仙侠小説『誅仙』の映画版。どことなく『ハリー・ポッター』を彷彿とさせる要素のある武侠ファンタジーで、安易にCGとワイヤーに頼りまくったアクションや過剰に豪華なキラキラのビジュアルは中華系エンタメ映画の欠点だし、単純化し過ぎたキャラ造形もストーリーを薄っぺらく感じさせる。恐らく最大の見どころは、テレビのBL武侠ドラマ『陳情令』で大ブレイクした人気アイドル、シャオ・ジャンのピュアで不器用な天然ボケ美青年ぶりだろう。K-POPグループ「宇宙少女」の中国人メンバー、ミギや、’70年代香港アクションのスーパースター、デヴィッド・チャンなど豪華なキャストに目が行く。
この短評にはネタバレを含んでいます