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スティール・レイン (2020):映画短評

スティール・レイン (2020)

2021年12月3日公開 132分

スティール・レイン
(C) 2020 YWORKS ENTERTAINMENT & LOTTE ENTERTAINMENT & STUDIO GENIUS WOOJEUNG All Rights Reserved.
なかざわひでゆき

リアルな東アジア情勢を投影した「もしも」の朝鮮半島危機

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 いよいよ南北朝鮮および米国の三者間で平和協定が締結され、北朝鮮で歴史的な首脳会談が行われることとなるものの、そこで国交正常化に反対する北朝鮮の軍司令官によるクーデターが勃発。一転して核戦争の危機に晒される。で、このクーデターの背景には米国・中国・日本、それぞれの政治的な思惑が絡んでいた…というわけだ。朝鮮半島を取り巻く東アジア情勢における「各国の本音」を投影したストーリーが面白く、明らかに某日本会議をモデルにした極右団体が日本政府と繋がっていて、その代表の名前がモリ・シンゾーというのだからニヤリともしたくなる。いや~、よく分かっていらっしゃるじゃないですか(笑)。

この短評にはネタバレを含んでいます
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