君といた108日 (2020):映画短評
君といた108日 (2020)クリスチャン映画版「ある愛の詩」
アメリカにはキリスト教信者向けに作られたクリスチャン映画のマーケットが存在し、一定の支持層を獲得しているのだが、クリスチャン歌手ジェレミー・キャンプの実話を題材にした本作もそのひとつ。音楽を愛する2人の若い男女が、神に背中を押されるようにして結婚。妻が病に侵されるという悲劇に見舞われるものの、神への強い信仰のおかげで魂を救われる。いやあ、初デートのプラネタリウムで星を見上げながら、宇宙の創造主である神の偉大さに想いを馳せる大学生カップルってのも凄いですな。とにかく品行方正で信心深い人しか出てこない超ピュアなラブストーリー。口当たりは良いので、クリスチャン映画の入門編には最適かもしれない。
この短評にはネタバレを含んでいます