グロリア 永遠の青春 (2018):映画短評
グロリア 永遠の青春 (2018)幾つになっても強くて逞しい女性をジュリアン・ムーアが好演
離婚して12年になるバツイチの独身女性グロリア。子供たちはとっくに自立し、キャリアもそれなりに順調。まだまだ自由に恋愛をしたいし遊びたい。そんなどこまでも人生にどん欲な彼女が、寄る年波や独り身の孤独を感じつつも、誇り高く前を向いて突っ走っていく姿を描く。チリ映画『グロリアの青春』のほぼ忠実なアメリカ版リメイク。やはり最大の見どころは主演のジュリアン・ムーアだろう。誰にも依存しない自立した女性で、時には誤った選択をしたりダメ男に振り回されたりもするが、しかし決して落ち込んだりしないグロリアをイキイキと演じて魅力的だ。それに比べて男たちの情ないこと(笑)。女性は幾つになっても強く逞しい。
この短評にはネタバレを含んでいます