レストレス (2022):映画短評
レストレス (2022)展開の速さと勢いでぐいぐい引っ張る
2014年の韓国映画「最後まで行く」を、フランスの監督とキャストでリメイク。96分のタイトな上映時間中、話は次々に思わぬ方向に進んでいき、息をつかせない。主人公は腐敗に手を染めている刑事。母親が死に、病院に向かっている途中、見知らぬ男を車ではねてしまい、動揺して死体をトランクに入れてしまう。その後、彼はそれをどう始末するのかというところから始まるストーリーは、そこからどんどん大きくなっていくのだ。若干都合が良すぎるかなと感じる部分もなくはないが、展開の速さと勢いで引っ張る。アクションシーンも迫力があり、エンタテインメント作品としては十分合格。
この短評にはネタバレを含んでいます