クラウディ・マウンテン (2021):映画短評
クラウディ・マウンテン (2021)開始5分から、災害が止まらない
上映開始5分後の湧水事故をきっかけに、地震が起こったと思えば、街で大規模な地盤陥没が発生するなど、鉄道建設のためのトンネル掘削工事が引き起こす災害が止まらない! 初主演映画となったチュー・イーロンに関していえば、ドラマ「鎮魂」ばりのブロマンス展開はないものの、今度も地質学者というインテリ設定で、恐れを知らない父親と身体を張ったバディ展開も用意されている。『トンネル 闇に鎖された男』にも似たサバイバル展開を経て、最終的に10年費やしたトンネル爆破という選択に迫られるなど、観客を飽きさせない作りを目指したのは分かるが、いかんせんドラマパートが弱く、CGの粗さも目立つ
この短評にはネタバレを含んでいます