ラブ&ジェラート (2022):映画短評
ラブ&ジェラート (2022)あまり考えずに楽しめるものを見たい時に
若いアメリカ人が異国に行ってカルチャーショックを受けて、というあたりは、お決まりのパターン。前半のドタバタも、ありがちな感じ。硬いこと言わずに笑わせるほどのコメディセンスもないので、主人公がヒールを履いて全然歩けないというシーンなども、やや白けてしまう。後半、ドラマチックになってからは良くなるのだが、そこへまた「ジェラートを食べたらすべてがましになる」と言われて「本当だった!!」と感激するシーンが出てきたりして引き戻された。イタリアの美しい風景や美味しそうな食べ物が出てくるし(それもまた典型的なのだが)、あまり考えずに楽しめるもの見たい気分の時には良いかも。
この短評にはネタバレを含んでいます