ジェニファー・ロペス:ハーフタイム (2022):映画短評
ジェニファー・ロペス:ハーフタイム (2022)ファンと本人が喜ぶふわふわしたドキュメンタリー
プロデューサーはジェニファー・ロペスのマネージャーと、彼女の元エージェントで長年の仕事仲間であるエレイン・ゴールドスミス=トーマス。彼女の良いところに焦点を当てる映画になったのも当然。そんな中でちょっと興味深いのは、人気はあっても賞とは無縁できた事実にしっかり触れていること。「ハスラーズ」でついに初のオスカー候補入りかと期待したのにそうならなかった時、彼女は本当にがっかりしたのだ。だが、その直後にスーパーボウルのハーフタイムショーが大成功し大挽回、という展開に、やっぱりなる。リハーサルの様子など舞台裏を見られて楽しくはあるが、全体的にふわふわして、深みに欠けるドキュメンタリー。
この短評にはネタバレを含んでいます