ADVERTISEMENT

エンド・オブ・ロード (2022):映画短評

エンド・オブ・ロード (2022)

2022年9月9日公開 91分

エンド・オブ・ロード
猿渡 由紀

社会派アクションスリラーかと思ったら

猿渡 由紀 評価: ★★★★★ ★★★★★

映画の初めのほうで起こる、白人の男たちが黒人の主人公ブレンダらにひどいことをするシーンや、ブレンダが家を売るはめになった理由などから、これはタイムリーな社会的要素もあるアクション映画なのかと思うと、違った。いざ本題に入るとB級娯楽スリラーで、とくにラストは迫力こそあれありえない展開。そんな中でも、ブレンダとその家族にはとりあえず共感できる。とくにリュダクリスは「ワイルド・スピード」シリーズでは見せる機会のなかった、ニュアンスのある演技を見せつける。逆に白人のキャラクターは薄っぺらい。ボー・ブリッジスは黒人が光るお手伝いをするために今作に出たのか。それならそれでいいが少しもったいない。

この短評にはネタバレを含んでいます
ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT