アイスクリームフィーバー (2023):映画短評
アイスクリームフィーバー (2023)空気感が逆に新鮮
オシャレな渋谷を焼き付けた、かつてミニシアターブームの時に見てきたようなものを現代に蘇らせた”オシャレ”な作品。舞台だけでなく挿入歌に小沢健二を採用するなど、明らかに狙っている部分があるかと思います。そんな空気感の映画を2023年に見ると既視感より新鮮さを感じさせてくれるから不思議です。それぞれ微妙な感情を抱えている女性を演じた吉岡里帆、モト―ラ世理奈、詩羽、松本まりかがとても魅力的で、彼女たちを追いかけていくだけでも楽しいです。劇中に登場するアイスクリームがまた美味しそうで、夏にぴったりです。
この短評にはネタバレを含んでいます