きっと見つける (2023):映画短評
きっと見つける (2023)ライター2人の平均評価: 3
犬への愛に満ちた、家族で見るのにおすすめの映画
エンドクレジットにも、犬好きな人たちが集まって作ったことは明らか。主人公の一家が犬を探す中で出会う人たちにもまた、犬への愛がある。お決まりパターンな感じもあるのは否めないものの、純粋に心が温まる映画。動物好きとしては、犬がかわいくて、それだけでいつまででも見ていられる。ただし、ゴンカーをラブラドールにする必要はなかった。エンドクレジットを見ると本物のゴンカーはラブラドールではなかったようだし、本当にシェルターにいそうな犬にすることで、完璧なルックスではなくても保護犬を引き取って絆を培おうと思う人が増えたのではないか。
犬を飼ってる人なら号泣必至
犬を飼っている人、犬を飼ったことがある人なら、みんな泣いちゃうんじゃないだろうか。雄大なアパラチア山脈のど真ん中で迷子になってしまった愛犬を、家族が一丸になって探し続けるという話。犬も迷子になっているけど、飼い主の息子も人生の迷子になっているのが上手い(元は実話)。人々の善意が広がっていく様が感動的なんだけど、善意を生み出しているのは生活の余裕なのかと考えてしまったりした。いろいろあったけど、すっかりカッコいいおじさんになったロブ・ロウ(製作総指揮も兼任)が出ずっぱりなので、現役&元ファンの方もぜひ。犬が大好きな人たちが集まって製作したことがわかるエンディングクレジットも気がきいている。