壁の向こうのあなた (2024):映画短評
壁の向こうのあなた (2024)安心、定番、そこそこかわいいロマコメ
主人公が勤めるカフェも住むアパートもかわいいし(引っ越してきたばかりなのにあそこまでインテリアが整っているのかとツッコミたくはなるが)、音楽もたっぷりで、目と耳に楽しい。だが、最初は衝突していたのに次第に惹かれ合うようになるとか、その後誤解が起きて拗れるとか、話は完全にお決まりパターン。ラストも予想通り。主演のアイタナは歌手で、これが映画デビュー作。当然のことながら、得意の歌声を披露する場はしっかり用意されている。最近Netflixが量産しているロマコメにはごくたまに光るものもあるが、これはその他大勢のひとつ。ただし猫がかわいかったので(それもよくある手ながら)星ひとつおまけ。
この短評にはネタバレを含んでいます