ソニック × シャドウ TOKYO MISSION (2024):映画短評
ソニック × シャドウ TOKYO MISSION (2024)ライター2人の平均評価: 3.5
今回は燃えるだけでなく、泣ける!
シリーズお約束の高速アクションは今回も見どころだが、エモさを増強した点がシリーズにおける新たなポイント。
ソニックはもちろん、映画では初登場となるゲーム版の人気キャラ、シャドウも、誰かとの絆が描かれる。前作までの悪役ロボトニックにさえ、ドラマがあるのもいい。各キャラクターの思いが交錯するクラマックスへの運び方にも唸った。
もちろん笑いの要素も健在で、アップテンポの描写と相まってクスっとしたり吹いたりの、タイミングの良さも味。シリーズ中、もっともエンタテインメントの粋を感じさせる逸品。
音速ハリネズミ健在
音速ハリネズミ第3弾。今回も音速アクションは健在です。回を増すごとにゲームシリーズから人気キャラクターが追加登場してきますが、今回はシャドウが登場。冒頭は東京・渋谷のスクランブル交差点でした。ボイスキャストがキアヌ・リーヴスというのも巧くはまった感があります。他方一人二役でさらに出番とくどさが増したジム・キャリーパートはちょっと重かったかなと。この人は出番以上に後味を残すタイプの人なので、控えめなぐらいがちょうどいいような気がします。特にソニックの音速アクションをシンプルに楽しみたいシリーズなので・・。