ショウタイムセブン:映画短評
ショウタイムセブンテンションの高いテンポの良さが心地よい
突然かかってきた爆破犯からの電話、交渉役に指名されたのは落ち目の元トップキャスター、さらに爆弾の魔の手はスタジオにまで及び…。98分というタイトな上映時間を活かしてテンションが下がることなく一気に駆け抜けまるシチュエーションサスペンス。劇中では2時間程の出来事なのですが、それを98分にまで刈り込んだことでテンポが速くなったかと思います。オリジナルとなった韓国映画の熱気を巧く移植しましたね。やはり主役に阿部寛をキャスティングできたのが大きかったと思います。圧倒的な主役力を感じさせる存在感が映画をグイグイと牽引します。メディアの在り方が問われている現在にまさにぴったりな一本と言えるでしょう。
この短評にはネタバレを含んでいます