ディックス!! ザ・ミュージカル (2023):映画短評
ディックス!! ザ・ミュージカル (2023)ワイルドな爆笑ミュージカル。良いメッセージも
2020年代だからこそ実現した、ワイルドで恐れを知らぬコメディミュージカル。ジョシュ・シャープとアーロン・ジャクソンのオフブロードウェイミュージカルの映画化で、このふたりの相性、ノリの良さは抜群。そこへ「ボラット」などサシャ・バロン・コーエンの過激なコメディ映画で知られるラリー・チャールズを監督に持ってきたのだから、この結果には納得。意外にも(?)、最後にはポジティブなメッセージが。意図的にバカバカしく、かなりお下劣で性的なジョークもあるので、それを楽しめるかどうかで好き嫌いは分かれるはず。A24初のミュージカルだが、元々はディズニーに買収される前のFOXで製作されていたという裏話も。
この短評にはネタバレを含んでいます