助演男優賞ノミネート&受賞結果
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マハーシャラ・アリ 『ムーンライト』
- 1974年2月16日生まれ
- アメリカ・カリフォルニア州出身
2010年までマハーシャラルハズバズ・アリとして活動していた。2001年から「女検死医ジョーダン」をはじめ「4400 未知からの生還者」や「Marvel ルーク・ケイジ」など数多くのテレビシリーズに出演。2016年、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のレミー・ダントン役でエミー賞にノミネートされた。映画は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で注目を浴び、『ムーンライト』で賞レースを席巻中。勢いに乗って、オスカー初ノミネートで初受賞を狙う。
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ジェフ・ブリッジス 『最後の追跡』
- 1949年12月4日生まれ
- アメリカ・カリフォルニア州出身
両親も兄も俳優という芸能一家で育ち、幼少期には父ロイド・ブリッジス主演のテレビシリーズなどにゲスト出演した。アカデミー賞では『ラスト・ショー』『サンダーボルト』『スターマン/愛・宇宙はるかに』『ザ・コンテンダー』を経て、5度目の候補となった『クレイジー・ハート』で主演男優賞を受賞。『トゥルー・グリッド』と合わせると、今回の『最後の追跡』で7度目のノミネートとなる。主演男優賞に続き、助演男優賞の初受賞となるかが注目される。
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ルーカス・ヘッジズ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
- 1997年1月1日生まれ
- アメリカ・ニューヨーク州出身
子役として『ダン・イン・リアル・ライフ(原題) / Dan in Real Life』で映画デビュー。ウェス・アンダーソン監督作『ムーンライズ・キングダム』や『グランド・ブダペスト・ホテル』、テリー・ギリアム監督作『ゼロの未来』など、作家性の強い監督の作品にも多く出演。小さな役でもしっかりと存在感を発揮して、地道にキャリアを重ねている。大役を担った『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で演技力を高く評価され、嬉しい初のアカデミー賞ノミネートを果たした。
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デヴ・パテル 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
- 1990年4月23日生まれ
- イギリス・ロンドン出身
子役としてイギリスのテレビに出演して注目を浴びる。アカデミー賞8冠に輝いた『スラムドッグ$ミリオネア』の主演で高く評価され、国内外の数々の賞を受賞。以後、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』とその続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』、アーロン・ソーキン企画・脚本のテレビシリーズ「ニュースルーム」などに出演し、高い評価を得ている。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』で初のアカデミー賞ノミネート。サプライズ受賞となるか。
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マイケル・シャノン 『ノクターナル・アニマルズ(原題)』
- 1974年8月7日生まれ
- アメリカ・ケンタッキー州出身
シカゴで舞台俳優としてキャリアをスタート。名門劇団「ステッペンウルフ・シアター・カンパニー」などに所属しキャリアを積む。『恋はデジャ・ブ』で映画デビュー。以後、テレビ・映画に数多く出演するかたわら、舞台にも出演している。いぶし銀の演技に独特の存在感が魅力。『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、『ノクターナル・アニマルズ(原題)』で2度目の同賞候補に。同カテゴリーの強力な伏兵となりそうだ。