助演女優賞ノミネート&受賞結果
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ヴィオラ・デイヴィス 『フェンシズ(原題)』
- 1965年8月11日生まれ
- アメリカ・サウスカロライナ州出身
ニューヨークの有名校ジュリアード音楽院卒業後に舞台女優として活動。『大いなる相続』で映画デビュー後は、『アウト・オブ・サイト』『トラフィック』『ソラリス』などの注目作に出演。メリル・ストリープ主演作『ダウト ~あるカトリック学校で~』で第81回アカデミー賞助演女優賞候補に、そして『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』で第84回主演女優賞候補になったベテラン女優が初のオスカーにリーチをかける。
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ナオミ・ハリス 『ムーンライト』
- 1976年9月6日生まれ
- イギリス・ロンドン出身
ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジ卒業後、ブリストル・オールド・ヴィック演劇学校で演技を学ぶ。ダニー・ボイル監督の『28日後…』のヒロイン役で注目を浴び、『ダイヤモンド・イン・パラダイス』でハリウッドに進出。世界的ヒット作『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズへの出演で一気に知名度を上げる。『007 スカイフォール』のジェームズ・ボンドの同僚役で赤丸急上昇中の女優が、一気に賞をさらう可能性大だ。
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ニコール・キッドマン 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
- 1967年6月20日生まれ
- アメリカ・ハワイ州出身
父の故郷オーストラリアに帰国後、国内で活動。『デッド・カーム/戦慄の航海』がトム・クルーズの目に留まり、『デイズ・オブ・サンダー』でハリウッド進出を果たす。その後は『誘う女』『アイズ ワイド シャット』『ムーラン・ルージュ』などの話題作に出演し、ついに『めぐりあう時間たち』で第75回アカデミー賞主演女優賞を獲得。確かな演技力に裏打ちされた繊細な芝居で、トップ女優が2度目のオスカーに挑む。
主な出演作『めぐりあう時間たち』(2002)
『ムーラン・ルージュ』(2001)
『アイズ ワイド シャット』(1999)
『誘う女』(1995)
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オクタヴィア・スペンサー 『ヒデン・フィギュアーズ(原題)』
- 1972年5月25日生まれ
- アメリカ・アラバマ州出身
オーバーン大学卒業後、ハリウッドでプロデューサーを志す。ジョエル・シューマカー監督の『評決のとき』出演をきっかけに女優の道を歩むようになり、その後『25年目のキス』『マルコヴィッチの穴』『7つの贈り物』など数々の作品に出演。『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』で第84回アカデミー賞助演女優賞を獲得し、その実力が評価される。製作スタッフとしても優秀な実力派女優に今作が2度目のオスカーをもたらすのか。
主な出演作『パパが遺した物語』(2015)
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(2011)
『7つの贈り物』(2008)
『評決のとき』(1996)
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ミシェル・ウィリアムズ 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
- 1980年9月9日生まれ
- アメリカ・モンタナ州出身
14歳の時に『名犬ラッシー』でスクリーンデビュー。『スピーシーズ/種の起源』やテレビシリーズ「ドーソンズ・クリーク」で有名になり、アン・リー監督の『ブロークバック・マウンテン』で第78回アカデミー賞助演女優賞に初ノミネートされる。その後『ブルーバレンタイン』『マリリン 7日間の恋』で2年連続アカデミー賞主演女優賞候補となり、名実共にスターの仲間入りを果たす。原石の輝きを放つ演技派女優の実力が試される。