進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド (2015):映画短評
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド (2015)予想通りにいかないから、面白いんだよ!
見事に賛否分かれた前篇だが、やはりあの程度で終わるわけがなかった! そもそも、この二部作は全1作だった脚本を上映時間を考慮し、前・後篇に分割したもの。それを考慮して、本作を観ると、いかに作り手が“実写版「進撃」”に魂を注いだか、が良く分かる。なぜ、あそこまでリヴァイな男がリヴァイと名乗れないのか、などオリジナリティ溢れる展開からは、ツイ・ハーク的ケレン味も感じさせ、石原ハンジの狂気もパワーアップ、70年代のマンガ実写映画を彷彿させる一本になった。前作のダイジェストもちゃんとあるし、前篇未見で上映時間88分のプログラムピクチャーとして、「東宝チャンピオンまつり」ノリで楽しむのも大いにアリ!
この短評にはネタバレを含んでいます