背徳の王宮 (2015):映画短評
背徳の王宮 (2015)カットしてもOK? でも名器育成シーンが素晴らしいんです。
恨みをはらしたい人間や王の権威を悪用する臣下という宮廷ものではおなじみのキャラが登場するが、実話を上手に味付けした脚本がうまい。物語の緩急の付け方も見る側の生理にあっているし、最後まできっちり仕上げられている。姦臣を自称する主人公は最初「こいつ、ヤバそう」と思わせるが、ヒネリを効かせたキャラなので、次第に心を奪われてしまった。落として上げる作戦? 心が清くブレないヒロインも典型的だが、安心感あり。でも、もっとも印象的だったのが、側室を目指す女の名器育成修行。しまりをよくする体操や漢方薬による感度アップなどなど。カボチャも割る膣力にいたっては唖然を通り越してププッ。突っ込みがいもある名作だ!
この短評にはネタバレを含んでいます