胸騒ぎのシチリア (2015):映画短評
胸騒ぎのシチリア (2015)ティルダ様が身につけるラフ・シモンズの衣装に目が釘付け
声を失った人気ロッカーをめぐる元夫と現在の恋人のさやあて、元夫の娘ペンも含めた四角関係が急カーブを切る展開で後半アッと言わせるが、恋愛ドラマ部分はノリが分かれるところ。レイフ・ファインズのハイパー演技が過剰で、その段階で私はマティアス・スーナールツの味方。彼が演じるカメラマン視線で他のキャラを見てしまい、ティルダ様の心の揺れに共感できず。これは残念。ちなみに小娘ペンの心境も理解できないが、これは問題無し。消化不良官が残る物語だが、ティルダ様が着こなすサマードレスなどがあまりにも美しく、ラフ・シモンズの才能にうっとり。このファッションを見るだけでも映画を見る価値はある!
この短評にはネタバレを含んでいます