ラストコップ THE MOVIE (2017):映画短評
ラストコップ THE MOVIE (2017)もはや映画というより、ファンミです。
劇中の『ロボット』パロディが示すように、京極さんがラジニカーントにも「鉄腕アトム」にも化す「劇場版」。「episode 1」に続いて登場のふなっしーに、人工知能ネタと、今さら感もスゴいが、作り手の行き過ぎた遊び心による“一見さんお断り感”もスゴい。義理の息子になる亮太と京極のタイマン対決など、身を乗り出すような見どころもあるが、「スペシャルドラマ」で構わないという意見もあるのも当然。とはいえ、劇場の音響で聴く大袈裟なテーマ曲に高まり、「シオラボ」などのコント的シチュエーション、「早く家帰りてぇな!」「まさかのお父さん登場!」といった迷ゼリフに一同爆笑というファンミ的空間がたまらない!
この短評にはネタバレを含んでいます