バッド・バディ!私とカレの暗殺デート (2016):映画短評
バッド・バディ!私とカレの暗殺デート (2016)『エージェント・ウルトラ』の姉妹編的アクション・コメディ
ノリとしては女性版『エージェント・ウルトラ』といったところか。ちょっと頭のネジが緩んだ不器用な変わり者女子の前に現れた理想の王子様が実は凄腕の殺し屋で、ドタバタの陰謀騒動に巻き込まれるうちヒロインの天才的な暗殺能力が覚醒していく。ちゃっかりとウルトラ計画が絡んでくるとこを含め、これはもう脚本家マックス・ランディスの趣味全開な一本と言えるだろう。
バカバカしいと言えばバカバカしいのだけど、なんとも憎めないチャームのある作品。『ザ・コンサルタント』とキャラ的にモロ被りなアナ・ケンドリックもキュートだ。んなアホな!と突っ込みながら楽しむのが大正解の愉快なアクション・コメディである。
この短評にはネタバレを含んでいます