スクランブル (2017):映画短評
スクランブル (2017)クラシック・カーを狙う雨宮兄弟!?
『ICE BREAK』で“ファミリー”入りしたスコット・イーストウッド主演のカー・アクションだが、『ワイルド・スピード』的パリピなカツアゲ系でなく、『ミニミニ大作戦』『バニシングin60″』的牧歌的な盗人系。デビュー作『トランジット』では犯人が乗るシボレーをムダに活躍させたアントニオ・ネグレ監督作だけに、ありふれたドンデン返しも入った脚本は二の次。“映画にはいい女とそれなりのアクションがあれば十分!”というリュック・ベッソンイズムを受け継ぐピエール・モレル製作の下、フェラーリ、ブガッティなど、クラシック・カー品評会としての見どころも用意し、及第点クリア。ただ、白Tなど、普段着フがラフすぎる!
この短評にはネタバレを含んでいます