アクシデント (2017):映画短評
アクシデント (2017)意外な展開で楽しませる南アフリカ産B級スリラー
舞台はアメリカで登場人物も米語を喋っているけど、実はケープタウン近辺で撮影された南アフリカ映画。ロックフェスに向かったお気楽なティーン女子2人組が、ヒッチハイクでイケメン男子コンビの運転するイカした高級車に乗り込んだところ、交通事故を起こして谷底へと転落してしまう。意識を取り戻すと車は逆さまで外へ出られない。そのうえ、イケメン男子たちも高級車も実はかなり訳ありで、犯罪組織と思しき連中が襲いかかって来る。突っ込みどころ満載ではあるものの、次々と意外な方向へ展開するストーリーで楽しませるB級アクション・スリラー。気付けば7分間の長回しだったオープニングをはじめ、カメラワークも結構凝っている。
この短評にはネタバレを含んでいます