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ナイトティース (2021):映画短評

ナイトティース (2021)

2021年10月20日公開 108分

ナイトティース
なかざわひでゆき

ヴァンパイア映画なら全部見たい完全主義者オンリー

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 お人好しな大学生がリムジン運転手のバイトをしたところ、妖艶で危険なヴァンパイア美女2人を乗せて夜のL.A.を巡ることになり、やがて人間VSヴァンパイアの攻防戦に巻き込まれていく。さながらヴァンパイア版『コラテラル』。ロスの夜景やナイトスポットを幻想的に映し出した、スタイリッシュなカメラワークは観光気分も味わえて楽しいものの、肝心のストーリーは凡庸で恐怖もゴアも物足りない。キャストもラスボスに『GOT』のシオン・グレイジョイことアルフィー・アレンは適役だが、しかしその相方の悪女役にルーシー・フライは貫録不足。ヴァンパイア映画なら一本残らず片っ端から見たい!という完全主義者向けですね。

この短評にはネタバレを含んでいます
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