ナイトティース (2021):映画短評
ナイトティース (2021)ヴァンパイア映画なら全部見たい完全主義者オンリー
お人好しな大学生がリムジン運転手のバイトをしたところ、妖艶で危険なヴァンパイア美女2人を乗せて夜のL.A.を巡ることになり、やがて人間VSヴァンパイアの攻防戦に巻き込まれていく。さながらヴァンパイア版『コラテラル』。ロスの夜景やナイトスポットを幻想的に映し出した、スタイリッシュなカメラワークは観光気分も味わえて楽しいものの、肝心のストーリーは凡庸で恐怖もゴアも物足りない。キャストもラスボスに『GOT』のシオン・グレイジョイことアルフィー・アレンは適役だが、しかしその相方の悪女役にルーシー・フライは貫録不足。ヴァンパイア映画なら一本残らず片っ端から見たい!という完全主義者向けですね。
この短評にはネタバレを含んでいます