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ホーリー・トイレット (2021):映画短評

ホーリー・トイレット (2021)

2023年3月3日公開 90分

ホーリー・トイレット
(C) 2021 NEOPOL FILM, KELLNER & ZAPF GBR (C) Daniel_Dornhoefer
くれい響

マンホールの次は仮設トイレだ!

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

建築家である主人公が目覚める場所が工事現場の仮設トイレだけに、キツい・臭い・汚いの連発だが、なかなか悪くない邦題から想像できる以上に、シチュエーション・スリラーかつバイオレンス。ダイナマイト爆発までのタイムリミットが迫るなかでの脱出劇は『SAW』であり、やがて幻想を見始めるわ、右腕に突き刺さった鉄筋の件に至っては『127時間』。また、タイトルバックに登場する「本気やばい」の表記からキーパーソンとなる投資者タケシ(!)、いきなり歌われる国歌など、監督がやたら日本びいきなのも頷ける。『イングロリアス・バスターズ』でバスターズの一員だったギデオン・ブルクハルトのねちっこいキレ芸も見どころ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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