ウルフズ (2024):映画短評
ウルフズ (2024)ふたりが楽しんでいるのは伝わってくるが
クルーニーとピットの16年ぶりの共演ということで期待が高かっただけに、がっかり。ストーリーはツッコミどころだらけ、ラストシーンは某名作映画のパクリ(お願いだから、オマージュとは呼ばないでほしい)。クルーニーとピットは、お互いを睨み合い、早口でまくしたて、自分のほうが上だと誇示するシーンの数々を、とびきりファニーでクールだと思い、楽しんでやっているのだろうが、繰り返されるので飽きてくる。超アップのシーンもたくさんあるし、このふたりを見られるのなら幸せというファンなら楽しめるかも。劇場公開が中止され、配信直行になったことは、大コケする恥をかかなくてよかったという意味で、結果的に良かったのでは。
この短評にはネタバレを含んでいます