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TOUCH/タッチ (2024):映画短評

TOUCH/タッチ (2024)

2025年1月24日公開 122分

TOUCH/タッチ
(C) 2024 RVK Studios
斉藤 博昭

俳優Kōki,は、このような作品で輝くと確認

斉藤 博昭 評価: ★★★★★ ★★★★★

外国人監督が描く日本人という点で、かなり良心的。50年前のロンドンのシーンは、多少の違和感も時代と異国を考慮すれば納得でき、現代の日本はロケも敢行したことで自然。富士山&新幹線&カラオケも海外目線で微笑ましい。広島に関する描写とセリフには、作り手の誠実さが表れていた。
本木雅弘とKōki,が親子という設定は、日本人には感慨深いものも。特にKōki,は英語の発音も美しく、清冽な魅力も全開にして作品に溶け込んでいる。劇中でも言及されるが、演じるミコと主人公の関係はオノ・ヨーコとジョン・レノンとシンクロ。
強いインパクトを放つ作品ではないが、心に秘めたラブストーリーの切ない運命が心地よい後味を残す。

この短評にはネタバレを含んでいます
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