TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI (2014):映画短評
TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI (2014)フランス人監督の抜擢が凶と出て、残念なことに
今年1月放送の「情熱大陸」という、いいドキュメンタリーがあるだけに、あえて変なアイデアを出したフランス人監督に任せたようだが、これが間違い。『TOKYO EYES』『WASABI』同様、ゲーセンやカラオケなど、フランス人好みの場所で演技する4人は、ヤラされてる感丸出し。幻想的なシーンは彼と同じ事務所のミシェル・ゴンドリーの劣化版にしか見えんし、セカオワの魅力である誰か欠けたら空中分解な“危うさ”を感じてないから、あんなコント的なことまで…。ブッ飛んだもの作るなら「眠り姫」繋がりで七里圭か、ピエロ繋がりでトビー・フーパーに監督を! 最低でもモンキーズの『恋の合言葉HEAD!』ぐらいやってくれ!!
この短評にはネタバレを含んでいます