スタートアップ・ガールズ (2019):映画短評
スタートアップ・ガールズ (2019)東宝シンデレラ同期2人の個性が活きる
これまで見たことのない破天荒キャラを演じる上白石萌音と、これまで「監獄学園」の万里(とTOHOシネマズの幕間)を除けば、役に恵まれなかった感のある山崎紘菜。東宝作品ではないものの、11年「東宝シンデレラオーディション」出身2人の活き活きした芝居を堪能できる一作である。起業コメディという目の付けどころは良く、ベタベタな設定&展開も悪くない。また、アジカンが主題歌だけでなく、ヒロイン2人のカラオケの十八番が「リライト」という設定は、ちょっと面白く、プログラムピクチャー感は十分アリ。とはいえ、高橋泉が脚本というところに期待すると、ちょっとモノ足りなさが残る。
この短評にはネタバレを含んでいます