唐人街探偵 NEW YORK MISSION (2018):映画短評
唐人街探偵 NEW YORK MISSION (2018)おバカな笑いと派手なアクション満載の中華クライム・コメディ
日本ではロードショー公開の順番が逆になってしまったが、こちらが妻夫木聡の演じる日本人名探偵が初登場する『唐人街探偵』シリーズ第2弾。シャイなイケメン天才探偵チン・フォンと、厚かましい中年ヘッポコ探偵の迷コンビが、アメリカの大都会ニューヨークで起きる連続猟奇殺人事件の真相へと迫る。これがまあ面白いのなんのって。マイケル・ジャクソンからドナルド・トランプ、『スパイダーマン』から『ポリス・アカデミー』までパロディネタを投入しつつ、アクションありサスペンスあり、ちょっとしたロマンスありの捧腹絶倒なクライム・コメディに仕上がっている。マンハッタンでの大掛かりなロケも、さすがは中国映画らしいスケールだ。
この短評にはネタバレを含んでいます