ADVERTISEMENT

KAPPEI カッペイ (2022):映画短評

KAPPEI カッペイ (2022)

2022年3月18日公開 118分

KAPPEI カッペイ
(C) 2022 映画『KAPPEI』製作委員会 (C) 若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 3

なかざわひでゆき

イケメンマッチョの筋肉美とおバカな下ネタギャグが満載!

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 来るべき世界滅亡の時に備え、幼少期から人類の救世主となるべく育てられたカッペイと仲間たち。ところが、一向に世界は滅亡する気配がないことから組織は解散。いきなり一般社会へ放り込まれたカッペイは、たまたま知り合った大学生たちの輪に加わり、恋に青春に全力投球(?)していく…というわけで、鍛え抜かれた大人の肉体と初心なチェリーボーイの心を持ったカッペイの大暴走を描いたおバカなコメディ。思わず中学生かよっ!と突っ込みたくなる下ネタギャグが満載で、とにかくバカバカしいことこの上ないのだが、それでいて社会に適応できない人間の孤独やジレンマが散りばめられ、なかなか微笑ましい映画に仕上がっている。

この短評にはネタバレを含んでいます
くれい響

作り手と演者のガチ度が伝わるギャグ映画

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

原作は「北斗の拳」をパロディ化したカルチャーギャップ・コメディの類ではありつつ、“最強すぎる殺人拳を習得した男たちが女子を追いかける”だけという、中2どころか小学生の思考が炸裂するギャグ漫画。つまり実写化すると、事故る可能性が高い案件なのだが、片やボディケアのCMで、片やミュージカルでケンシロウを演じた伊藤英明と大貫勇輔に、巻き込まれ役を巧みに演じる西畑大吾など、豪華キャストの本気度で一点突破! 本作の脚本家・徳永友一が手掛けた『翔んで埼玉』「ルパンの娘」などと同じ匂いもするものの、原作のカットが映し出されるエンドロールを観ると、作り手のガチ度がより伝わってくるだろう。

この短評にはネタバレを含んでいます
ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT