助演男優賞ノミネート
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クリスチャン・ベイル『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
- 1974年1月30日生まれ
- イギリス・ウェールズ出身
幼少より演技を勉強し、13歳の時に『太陽の帝国』で4,000人の中からオーディションを勝ち抜き映画デビュー。以後、『アメリカン・サイコ』や『マシニスト』などの個性的な作品から『ダークナイト』3部作のような大作まで幅広くこなし、キャリアを重ねる。極端な減量に挑んだ『ザ・ファイター』で第83回アカデミー賞助演男優賞を受賞。『アメリカン・ハッスル』の主演男優賞候補を経て、3度目のノミネートで2度目のオスカー受賞を狙う。
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トム・ハーディ『レヴェナント:蘇えりし者』
- 1977年9月15日生まれ
- イギリス・ロンドン出身
2001年に『ブラックホーク・ダウン』でハリウッドデビューする一方、舞台で高い評価を得ている。『インセプション』で国際的な知名度を得て、2011年の第64回英国アカデミー賞でライジング・スター賞を受賞。意欲作『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』の演技で高評価を得て、近年勢いに乗っている中での初のアカデミー賞ノミネートとなった。同賞候補作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で主演を務めていることも追い風だ。
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マーク・ラファロ『スポットライト 世紀のスクープ』
- 1967年11月22日生まれ
- アメリカ・ウィスコンシン州出身
舞台に出演しながら長い下積みを経て、2000年の『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』で注目を浴び、以後は『エターナル・サンシャイン』『ゾディアック』『シャッター アイランド』など多くの話題作に出演。『アベンジャーズ』シリーズのハルク役でもよく知られ、人気・実力共に兼ね備えている。『キッズ・オールライト』と『フォックスキャッチャー』に続く3度目のアカデミー賞助演男優賞部門ノミネートで存在感を示している。
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マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』
- 1960年1月18日生まれ
- イギリス・ケント州出身
舞台で高い評価を得ており、これまでにシェイクスピアの『十二夜』ほかで2度のローレンス・オリヴィエ賞、3度のトニー賞を受賞するという輝かしいキャリアを誇る。2000年代からテレビや映画への出演が徐々に増え、2015年の歴史ドラマ『ウルフ・ホール』では主演を務めてエミー賞候補になった。国際的な知名度を得た『ブリッジ・オブ・スパイ』で初のアカデミー賞ノミネートにして、スタローンの最大のライバルとして注目される。
主な出演作『ザ・ガンマン』(2015)
『ブリッツ』(2011)
『ブーリン家の姉妹』(2008)
『インティマシー/親密』(2001)
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シルヴェスター・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』
- 1946年7月6日生まれ
- アメリカ・ニューヨーク州出身
イタリア・シチリア系移民の子として育ち、つらい幼少期を過ごした。俳優を目指すも長く厳しい下積み生活を経て、自ら執筆した『ロッキー』の脚本を自身の主演を条件に売り込み、1976年に映画が公開されて大ヒットを記録。一躍スターダムにのし上がり、第49回アカデミー賞主演男優賞と脚本賞にノミネートされた。以後、数多くのヒットシリーズに主演し、監督業にも進出。約40年ぶり、3度目(2作品目)のオスカーノミネートとなり受賞に期待が高まる。
主な出演作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)
『ランボー 最後の戦場』(2008)
『ロッキー・ザ・ファイナル』(2006)
『コップランド』(1997)