主演女優賞ノミネート
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ケイト・ブランシェット『キャロル』
(C) NUMBER 9FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED- 1969年5月14日生まれ
- オーストラリア・ビクトリア州出身
オーストラリア国立演劇学院で演技を習得。卒業後は舞台女優として活躍し、1994年に『Police Rescue』で映画デビューを果たす。女王エリザベス1世を熱演した『エリザベス』での演技が高く評価され、第71回アカデミー賞で初の主演女優賞候補に。ついに『アビエイター』で第77回アカデミー賞助演女優賞に輝き、『ブルージャスミン』で第86回アカデミー賞主演女優賞を受賞したトップ女優のさらなる躍進に期待がかかる。
主な出演作『シンデレラ』(2015)
『ブルージャスミン』(2013)
『アビエイター』(2004)
『エリザベス』(1998)
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ブリー・ラーソン『ルーム』
(C) Element Pictures / Room Productions Inc / Channel Four Television Corporation 2015- 1989年10月1日生まれ
- アメリカ・カリフォルニア州出身
テレビドラマで女優として鍛錬を積み、映画では『スリープオーバー』のメインキャストとして注目される。さらに女優としてだけでなく、シンガー・ソングライターとしても活動を開始し、アルバム製作やコンサートも積極的に行う。『ショート・ターム』で自主映画の権威であるゴッサム・インディペンデント映画賞主演女優賞を受賞する。今絶好調の気鋭の女優が、今回の賞レースにどこまで食い込んでくるかが注目される。
主な出演作『ザ・ギャンブラー/熱い賭け』(2014)
『ショート・ターム』(2013)
『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)
『スリープオーバー』(2004)
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ジェニファー・ローレンス『JOY』
- 1990年8月15日生まれ
- アメリカ・ケンタッキー州出身
幼い頃より女優を志し、14歳で芸能界デビューを果たす。『あの日、欲望の大地で』で第65回ヴェネチア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞。さらに『ウィンターズ・ボーン』での演技が注目を集め、第83回アカデミー賞主演女優賞に初ノミネートされる。そして見事『世界にひとつのプレイブック』で第85回アカデミー賞主演女優賞に輝いた、名実共にトップ女優の2度目のオスカー受賞に期待が膨らむ。
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シャーロット・ランプリング『さざなみ』
(C)TheBureau Film Company Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2014- 1946年2月5日生まれ
- イギリス・エセックス州出身
イギリスとフランスで教育を受けて育ったため語学が堪能。モデルとして活動していたところをリチャード・レスター監督に発掘され、『ナック』でスクリーンデビューを飾る。その後、語学力を生かして渡ったイタリアで出演したリリアーナ・カヴァーニ監督の『愛の嵐』で注目を浴び、一気にスターダムにのし上がる。フランソワ・オゾン監督の『まぼろし』で再注目を浴びたベテラン女優の初のオスカー受賞に熱い視線が注がれる。
主な出演作『リスボンに誘われて』(2013)
『スイミング・プール』(2003)
『まぼろし』(2000)
『愛の嵐』(1974)
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シアーシャ・ローナン『ブルックリン』
- 1994年4月12日生まれ
- アメリカ・ニューヨーク州出身
アイルランド人の両親の間に生まれ、3歳で家族と共にアイルランドに移り住む。俳優のポール・ローナンを父親に持ち、9歳で子役としてスタートを切る。早くも13歳の時に『つぐない』で第80回アカデミー賞助演女優賞候補となり、若手演技派女優として一躍脚光を浴びる。その後も『ラブリーボーン』『わたしは生きていける』などさまざまな役柄にチャレンジし、演技の幅を広げてきた新進女優の力量が今回試される。