主演男優賞ノミネート
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ブライアン・クランストン『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
Hilary Bronwyn (C) 2015 Trumbo Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.- 1956年3月7日生まれ
- アメリカ・カリフォルニア州出身
父親と兄も俳優の一家に育つ。1980年代からテレビシリーズにゲスト出演するようになり、舞台、映画で地道にキャリアを積みながら2000年代のテレビのコメディーシリーズ『マルコム in the Middle』で高い評価を受け、一大旋風を巻き起こした『ブレイキング・バッド』ではエミー賞に輝き国際的にも知名度を得た。2014年には舞台『All The Way』でトニー賞を受賞。テレビ、舞台の最高の栄誉に輝く遅咲きの演技派として業界人からの支持は厚い。
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マット・デイモン『オデッセイ』
- 1970年10月8日生まれ
- アメリカ・マサチューセッツ州出身
17歳で『ミスティック・ピザ』の端役として映画デビューし、バーバード大学在学中に俳優として注目された。1997年に幼なじみのベン・アフレックと共同で脚本を執筆し、主演を務めた『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』で第70回アカデミー賞脚本賞を受賞。同時に主演男優賞候補になった。以後、『オーシャンズ11』ほか多くの話題作に出演。演技力には定評があり、『インビクタス/負けざる者たち』に続く3度目のアカデミー賞ノミネートで受賞を狙う。
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レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』
- 1974年11月11日生まれ
- アメリカ・カリフォルニア州出身
10代の頃からCMやテレビシリーズに出演。1993年の『ギルバート・グレイプ』で第66回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされて、演技派として注目を浴びた。『タイタニック』で世界的にブレイク。以後、マーティン・スコセッシ監督の『ギャング・オブ・ニューヨーク』『アビエイター』『ディパーテッド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ほか大物監督たちと組み、今回で5度目のオスカー候補。頭ひとつ抜けて悲願の受賞に王手!
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マイケル・ファスベンダー『スティーブ・ジョブズ』
- 1977年4月2日生まれ
- 旧西ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州出身
ドイツ人と北アイルランド人の両親を持ち、アイルランドで育った。イギリス・ロンドン大学で演劇を学び、テレビシリーズ『バンド・オブ・ブラザース』で注目され、映画『HUNGER/ハンガー』で各国の賞を受賞。以後、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』など大作にも出演。『SHAME-シェイム-』では第68回ヴェネチア国際映画祭の男優賞を受賞し、『それでも夜は明ける』で初のアカデミー賞助演男優賞候補となり実力は十分。今回は2度目の候補入りでダークホースだ。
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エディ・レッドメイン『リリーのすべて』
- 1982年1月6日生まれ
- イギリス・ロンドン出身
名門イートン校、ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジで学ぶ。舞台で頭角を現し、舞台『Red』で第34回ローレンス・オリヴィエ賞と第64回トニー賞に若くして輝くという快挙。一方でテレビ、映画に出演し、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』では美声を聴かせて演技の幅の広さを証明した。今回も体当たりの演技を披露して2度目の候補入り。昨年の『博士と彼女のセオリー』でのオスカー受賞に続き、勢いに乗って2年連続受賞となるか?