『タイヨウのうた』の雨音薫は、色素性乾皮症(XP)という難病を抱えながらも、精いっぱい人生を生きました。決して不幸せだったわけではありませんが、若く美しいのに短命だったヒロインたちをピックアップし、ガチンコ対決させちゃいます!
アジア編となる今回の対戦相手は、“東宝のシンデレラガール”としてデビューし、今や若手注目株に成長した長澤まさみ。そして“韓国の至宝”と呼ばれる若手実力派女優のソン・イェジンです。 |
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長澤まさみふんするクラスの人気者の亜紀と、ちょっと冴えない同級生の朔太郎が恋に落ちる純愛ラブストーリー。
2人の恋愛話は、大人になった朔太郎が思い出す初恋のエピソードとして登場します。初恋の思い出なので、かなり美化されている感じもしますが、ほんとうに甘酸っぱくてこそばゆいです。カセットテープに声を吹き込んで交換日記をしたり、2人で無人島に旅行に行ったりと、お互いしか見えていないほどラブラブです。
極めつけは病院の無菌室でのキスシーン。白血病の亜紀はビニールで覆われた病室にいるので、恋人の朔太郎は近づけません。なので、そのビニール越しにキス……ってロマンチック過ぎる! |
同じく高校生カップルの雨音薫と藤代孝治。孝治はどうだか分かりませんが、薫にとっては初恋なので、亜紀と朔太郎カップルとよく似た状況です。ラブラブ具合も負けておりません!
初デートは深夜の繁華街で薫のストリートミュージシャンぶりを堪能し、バイクに2ケツで海までツーリング、そして朝帰りですからね。なかなか青春モード全開のベタなデートプランです。 |
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ヒロイン対決では決着がつかないようなので、ここで彼氏の登場です。朔太郎VS孝治をさせちゃいます。
彼らにはそれぞれ有名な決めゼリフというのがあります。先行の朔太郎は、倒れた亜紀を抱えながら「助けてくださーい!」と叫ぶシーン。
孝治の場合は、薫の病気を知ってしまったとき「太陽が沈んだら会いに行くよ」と優しく一言。くぅぅぅぅーこの勝負、病気のヒロインを気遣う優しい一言の勝利です。 |