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HiGH&LOW THE WORST (2019):映画短評

HiGH&LOW THE WORST (2019)

2019年10月4日公開 125分

HiGH&LOW THE WORST
(C) 2019「HiGH&LOW THE WORST」製作委員会 (C) 高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
くれい響

まさか、ほぼ破綻なくストーリーが展開

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

鬼邪高VS鳳仙を謳いながら、鬼邪高は全日VS定時どころじゃない状況で、地元の店に集うカタギの幼馴染まで登場するなど、大風呂敷の広げ具合は、相変わらず「ハイロー」。ドラマ「シーズン1」リブートな設定や状況も見られるが、ほぼ破綻なくストーリーが展開するのは、脚本に高橋ヒロシの名がクレジットされているからか。複数の特殊カメラを使った河川敷戦は2Dパノラマ的で、高低差を生かした団地戦はな3D「ドンキーコング」的と、見せ場となる2大アクションは、やはり圧巻。映画としては『エンスカ』に次ぐ仕上がりだが、ドラマ「EPISODE.O」ありきとはいえ、本作だけでは”圧倒的な村山不足”なのは否定できない。

この短評にはネタバレを含んでいます
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